これも面白い(12)

「惡の華」(押見修造)
別冊少年マガジン掲載中のドロドロ青春ストーリー。
現在テレビアニメも放映中の人気作品です。(アニメの評価はあまり良くないみたいですが)

表紙には作者のメッセージが載っています。こんな感じで↓
「この漫画を、今、思春期に苛まれているすべての少年少女、かつて思春期に苛まれたすべてのかつての少年少女に捧げます。」

つまり思春期を体験した人は必ず何かを感じるであろう、そういう作品だということでしょう。多分・・^^;(内容が濃いからなぁ)さて物語はボードレールを愛する、文学少年・春日高男を中心として始まります。一見普通にどこにでもいそうなちょっと冴えない少年なのですが、後ろの席に座る嫌われ者の少女・仲村佐和によってとんでもないどん底(変態街道)に落っことされます。仲村さんがどんな子かというと、テストは白紙提出・・教師から怒られた時、「うっせー クソムシが」とさらっと言ってしまう子です^^;ということで初めの時点では主人公・春日は彼女を避けているので接点はありません。

仲村さんの暴言事件の後下校時間に友人と帰る春日は、途中で愛読書「惡の華」を教室に忘れてきたことを思い出し校舎に戻ります。そこで見つける一つの体操着ぶくろ・・そこに書かれている名前は「佐伯」春日の想いを寄せる同級生の女の子の体操着。床に落ちている体操着ぶくろを目に葛藤する春日・・だめだ!という理性の叫びも虚しく、体操着を手にしばし恍惚状態に入ります^^

さてその時誰かが教室に向かってくる足音が聞こえてきます。その音にビックリした春日は咄嗟に体操着を自分のシャツの中に入れ、夢中になって家まで持ち帰ってきてしまいます。自分の部屋に置かれた佐伯さんの体操着・・それを見てこう呟きます。

春日「惡の華だ マジで・・・」

翌日佐伯さんの体操着が無くなったことが事件になり、体操着を誰かに抜き取られたという話で大騒ぎになります。

生徒A「うげ~~」「変態じゃねーか!!」

(俺は罪人だ ごめん 佐伯さんごめん)
(オレはこの罪を一生償っていくよ 老人になっても・・・ずっとあがなうよ)

心の中で謝り続ける春日・・そして必死にこぎだす自転車!とにかく遠くへひたすら遠くへ・・そうしてる内に路面に佇む変わり者の少女・仲村佐和と出くわします。

そしてそこで伝えられる言葉・・

仲村「私見てたんだよ」
「春日くんが佐伯さんの体操着盗んだところ」
「ばらされたくなかったら」「早く走って」

満面の笑みを浮かべてそう言い放つ仲村さん。
こうして春日の人生が終わりを迎えたのでした^^;

物語はここから始まります。この後仲村さんに脅されながら春日は言いなりになって学生生活を過ごす事を余儀なくされるのですが、内容がすごい・・佐伯さんの前に呼び出した春日を後ろから押して、胸に顔をつけさせる仲村から「どう?どんな気持ち?」「明日までにその気持ち作文にしてきてよ!」と言われたりw、作文を書かない春日に腹をたて、春日の服を脱がし佐伯さんの体操着を強引に直で着させます・・orz

仲村「どう?」「どんな気持ち?」
「春日くん・・・私ね もうずっと前からムズムズしてるの」
「体の下の方の中の方が叫び声をあげたくなるほどモヤモヤしてるの」

「この世界全部」
「私のモヤモヤの中でクソムシになればいいと思う」

「私もきっと変態なの」

以上!!
どうなってくんだこれwww

しかも物語りも凄いけど作者のあとがきが・・^^;;もうどうなってんだこれww
ある意味最後まで無駄のない「惡の華」の回でした。
・・まぁキライジャナイけどね☆