狼の口~ヴォルフスムント~(2)

「狼の口」続きです。

いよいよ二人の順番になり、代官ヴォルフラムと向かい合います。

 

狼の口(16)

 

 

狼の口(17)

 

聞いていた感じと違う雰囲気の代官に、リーゼは希望を見出します。

しかしこの男は・・

 

 

ヴォルフラム「廻国修行ですか・・・・・・」

 

「しかし何故ご用意頂けなかったか」

「領主発行の通行証を」

 

(中略)

 

「最近 廻国修行を騙って 調べを免れようと企む輩が増えております」

「見る目が厳しくなるのも やむおえぬ仕儀にて・・・・・・」

 

 

狼の口(18)

 

 

ヴォルフラム「いかがですか この者を相手に腕試しなど」

 

「腕前のほど納得させて頂ければ それ以上お引き留めいたしませんが」

 

にやりと不敵に笑うヴォルフラム・・ゲオルグとブルクトーの一騎打ちが始まります!

 

 

狼の口(19)

 

 

狼の口(20)

 

 

狼の口(21)

 

猛将ブルクトーの類稀な剣技に圧されるゲオルグ・・尚も続く攻防の果てにシールドをはじかれ絶体絶命のピンチに陥ります。

 

 

リーゼ「ゲオルグ様」

 

 

ブルクトー「右手に剣を握っているのを忘れておらんか」

「防いでばかりでは 勝機は巡って来んぞ?」

 

「ふん」

「盾をなくしてその気になっても」

「おそいがな」

 

 

狼の口(22)

 

ブルクトーの右手を剣の柄で押さえ、そこから変則的な持ち方へ変えて面をはじくゲオルグ・・猛反撃!

 

狼の口(23)

 

 

狼の口(24)

 

怒涛の猛追で、ついにブルクトーを倒してしまいます。

涙を浮かべ喜ぶリーゼ。

 

 

ヴォルフラム「それまで」

 

 

狼の口(25)

 

いかにゲオルグが強かったのか、それはこれから度々登場する事になるブルクトーの無双ぶりからよく分かります。

 

さて試合に勝ったゲオルグですが、ここでヴォルフラムから再び声がかかります・・

 

 

ヴォルフラム「ところでご家来殿」

「試合中に叫びましたね ゲオルグ様と」

「少女のような可憐な声で」

 

男に扮装していたリーゼの声を聞き、疑いをかけてきます。

 

ヴォルフラム「じつは昨晩 謀反人の娘が逃亡中という報せが入りまして」「年恰好の似ている者 男女問わず取り調べているのです」

 

そして続けて放つ一言・・

 

 

狼の口(26)

 

この男、リーゼが女である事を分かった上での言葉である。

多くの兵がいる面前での一言・・鬼畜代官ヴォルフラム!!

 

 

狼の口(27)

 

と、突然リーゼを平手で打ち倒すゲオルグ・・

 

 

ゲオルグ「まったく女々しい小僧だ」

「お前などを雇ったために」

 

「俺が恥をかく破目になった」

 

「恩を仇で返しおって」

 

 

狼の口(28)

 

蹴りつけるその顔には涙・・その表情から何かを悟るリーゼ。

そうこれは最後の賭け、機転を利かせたゲオルグの一世一代の演技である。

 

 

狼の口(29)

 

そこへ掛けられる無常な言葉・・

 

 

ヴォルフラム「どうぞ続けてください」

「我々のことは気になさらず」

 

「それとも」

 

 

狼の口(30)

 

 

ヴォルフラム「捕らえなさい」

 

 

最後の力を振り絞り、リーゼを守るゲオルグ!

しかし遠距離から放たれたボウガンに腹を撃ち抜かれあえなく・・

 

そして続く悪夢・・リーゼの上半身を大勢の面前で曝すヴォルフラム

そして・・

 

 

狼の口(31)

 

 

狼の口(32)

 

 

狼の口(33)

 

 

 

・・以上です

まさかの展開過ぎて初めびっくりしました。

 

しかしこの「狼の口」という作品。代官ヴォルフラムがいるこの関所が中心の物語です。つまり毎回誰かがここを訪れ、関所を通過しようとするのですが、鼻から通す気などさらさらないヴォルフラム・・つまりこの一話の悲劇が延々と同じように続いていく訳です。

 

一縷の希望をもち狼の口へやってくる旅人たち・・果たしてこの難所、通称「狼の口」を越え、圧政を敷くハプスブルク家を打倒する日が来るのでしょうか!?

 

30号とコミックスその84「狼の口~ヴォルフスムント~」の回でした!

コミックは現在第4巻まで発売中です。

 

今まで読んだ漫画の中で、ヴォルフラムは最も卑劣なキャラかもしれん(汗)もうなんか凄すぎるのでむしろ笑ってしまいます^^;デフォルメしてコメディとして作っても面白そうな気がするなwタイトルは「鬼畜紳士ヴォルフラム」といったところでしょうか?

 

狼の口~ヴォルフスムント~1巻