雷とか地震とか竜巻とか・・

怒涛の災害^^;

今日は台風の影響で大雨+強風・・ありえないほどずぶ濡れになりましたw

再びでかい地震に注目が集まる中、それとは関係なしに30号は読んでおります。前回に引き続き、諸星大二郎作品です↓

 

「夢の木の下で」ですが、中身はほぼ90年代のショート作品です。

前回の「夢みる機械」に比べ比較的新しい作品ばかりですが、「遠い国から」の続編が入っていたり(「遠い国から」も収録)こちらも非常に惹きつけられるラインナップになっています。以下収録作品↓

 

「夢の木の下で」

「遠い国から」

「カオカオ様が通る」(遠い国から 追伸)

「ナルム山紀行」(第三信)

「荒地にて」(第四信)

「壁男」(PART1~3)

「鰯の埋葬」

 

どれも不思議な話で面白いですが、表題になっている「夢の木の下で」は、絶壁に囲まれた土地ツーライに住む女と、壁を超えてやってきた男の話。

夢の木の下で

絶壁は住人たちにとって ”地の果て” を意味し、決して越えられないことになっています。またツーライの住人は、モボクという大きな植物と特別な関係をもち共生しているのですが、その樹液を毒抜きしないで飲むと飲んだ者はモボクのみる夢を見、モボクは飲んだ者のみる夢を見るという、いわば夢交換をする不思議な儀式・儀礼文化を持っています。

壁を越えてやってきた男の影響で、外の世界に少しずつ興味を抱いていく女・・しかしそれに気づいた他の住人たちが怒り彼らに迫る!

 

お次は「遠い国から」の続編「カオカオ様が通る」

これは個人的に必見です!

夢の木の下で(2)

 

世界を旅する男の話。

今話はツォリ地方に入った話なのですが、そこに住む住人達は肩や首筋に瘤のようなものをつけていて、それを「カオ」と呼び、それは彼らの言葉で「私」という意味をもっています。その瘤の正体は寄生した菌らしいのですが、住人はそれこそが自分の本体で肉体の方は付属物ぐらいに考えています。その為に死んだものは瘤だけ切り離されると、肉体はその辺にしばらく投げ捨てられたままに・・そんな不思議な地方で旅の男が待ち望んでいるのが、表題に映っている巨大な謎の生物「カオカオ様」。地域によって様々な解釈がされているものの、その存在の本当のところを知るものはいないようです。旅の男はそんな謎の「カオカオ様」を追っていきます。

何とも説明しずらいですが、個人的に非常に惹きつけられた回です。興味が出た人は是非読んでみて下さい!

 

その他「壁男」なんかも面白かったです↓

壁男(3)

壁の中に生きる、人間のようで人間でない存在。

自身もいつ生まれたのか、自分は一体何者なのかが分からないという壁男・・純粋な好奇心だけを生きがいに、今日も壁越しに人間の生活を覗きます。

 

~男っていうタイトルは面白いのが多いですね。

「箱男」とか「笑い男」とか^^

 

という感じで以上~諸星大二郎作品「夢の木の下で」でした!

まだまだ読みたい作品はあるんだけど、ちょっと店頭では入手しずらいかな・・紹介した2作品もあんまり見かけない気がします。

また機会があったら紹介してみよう。