30号とコミックス‐その39(2)

「ヒル」続きです。

上階のイケメンさん宅にお邪魔していると、突然の女性訪問者。
新しい彼女か!?それはそうと気づかれないように、再び階下のOLさん宅へ戻るのであった。

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(でも)

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(孤独だ)

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まどろみの最中、部屋にいた誰か・・夢?

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セットしたタイマーより早く起床してしまったのは、単なる緊張のせいだったのか・・?

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腕に記された文字を見て警戒する佐倉。
だが辺りを見回しても誰もいない。

佐倉「何・・・!?」「私を知ってる・・・!?」

「キミも・・・?」「ヒル・・・?」

「ヒルって何・・・!?」

気分を落ち着かせる為に、ファーストフード店へ向かう佐倉。

(私と同じような生活してる人が 他にもいて)

(ヒルと呼ばれている ・・・ってことか?)

(でもまぁ・・・)

(それはどうでもいい 問題は)

(私を知られたコト・・・!)

(誰・・・? 何処まで知られてる?)

(「佐倉」なんて知ってんのは地元の人間だけ じゃあ私を知ってる人・・・?)

(そもそも何しに来た? 何もせず何も盗らず・・・)

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背後からの声・・佐倉は即座に振り向き問う。

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その言葉で朧に浮かび上がる記憶。

(・・・・・・月沼)

(月沼マコト・・・!)

月沼「へぇ 覚えててくれたんだ」

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中3の時自殺したはずの月沼マコトとの再会。
腕に文字を書き込んだのは彼だった。

そして「ヒル」という存在について聞かされる佐倉葉子。
そこで初めて、不在の家を渡り歩いて他人の物で生活する者という「ヒル」の存在を知るのであった。月沼が言うには、佐倉(天然のヒル)は今のまま生活していると殺されてしまうらしい。そんな佐倉にヒルのやり方を教えてやると説く月沼だったが、誰も信じない誰も頼らないという信条でその場を立ち去る佐倉だった・・

というように物語は始まっていきます。
死んだ月沼が何故いるのか?そもそも佐倉は何故こんな生活をしているのか?謎だらけですが、次第にその闇の部分が明らかになります。因みに二巻では、中国一人っ子政策が生んだ弊害「黒孩子(ヘイハイズ)」という、戸籍を持たない存在に焦点を当てたり、一巻では見えなかった社会的な問題にまでクロスオーバーしていきます。

30号とコミックス第39回目は「ヒル」の回でした。
部屋の中誰もいないよな・・気になる(^^汗)


ヒル1巻

追記:2013年に5巻で完結しました。