タグ別アーカイブ: マイナー

好きなゲームミュージックその251

「バツグン(BATSUGUN)」(AC)

1993年タイトーより稼働の縦スクロール型STG。

開発は硬派なシューティングゲー(究極タイガーや飛翔鮫など)でお馴染みの東亜プランなんですが、この作品をもって同社のSTG制作が幕を閉じたそうです。この翌年に倒産してるんですね、ただ倒産後に東亜のメンバーが集まって弾幕シューティングでお馴染みのケイブが設立されます。同じメンバーということもあって「怒首領蜂(どどんぱち)」なんか確かに言われてみるとバツグンに似てますね、なんていうか個人的にあの初期の硬派な感じが苦手だったんだけど、本作はちょっと垢ぬけた感じがしてとっつきやすい感じがします。それはBGMにも言えることなんだけど、今までの東亜プランにない曲調なんだよね、で、調べてみると作曲の坂井義達さんは東亜の後期作品を担当していた人のようで(バツグンのみ?)それ以降はあまり活動していないみたいです。

旧来の東亜ファンはどう思ったのか分からないけど、個人的にはもっと氏の曲調で他の作品を聴いてみたかったですね、本作自体も「怒首領蜂」に比べるとかなりマイナーだろうから知らない人も多いだろうし、なんかもったいない感じがします。さてそれではそろそろ肝心のBGMへ参りましょう。バツグンのサントラリンクです→https://youtu.be/AsdgxZYIuTA

因みに96年にはサターン版に移植もされていて、やはりというか何というかサントラとして普通にCDとして聴けるようです(^^)/(アレンジ版も聴ける)ただサターンのSTG作品あるあるの通り、プレミア化していてなんか高いです。ヤフオクでも1万はするようです。BGMだけ聴きたい人はサントラ買った方が安いかも。

ということで以上、好きなゲームミュージックその251「バツグン(BATSUGUN)」でした!ゲームとしても面白そうだったのでいずれやってみたいいずれ・・

好きなゲームミュージックその250

「サイバトラー(CYBATTLER)」(AC)

1993年ジャレコより稼働の縦型シューティングゲーム。

サイバスターでもなくオーラバトラーでもないサイバトラーですよ!知ってますかこの作品?私は知りませんでしたよ、恐らくほとんどの人も知らないことでしょう。噂によると稼働期間も短かったらしいし、目にする機会がまずなかったんじゃないでしょうか、でもこの作品けっこう面白そうなんですよね、マイナーなのが不思議なくらい良く出来たシューティングゲームだと思います。WIKIがないので物語が良く分からないんですが、ゲーム的には自機がロボでライフルやミサイルだけでなくソードが使える仕様です。分かりやすくいうとガンダムみたいな感じですかね、途中サイコガンダムみたいなボスも出てきますし、ファンネルやサイコミュみたいなの使ってくる敵も出てきますw今で言う無双系っていうのかな?敵をバッサバッサ倒していくんですがこれがなかなか爽快感があります。

これシューティングだけでもかなり良い感じなんですが、これにBGMが混ざるとさらに気持ちよくなります。どれだけ気持ち良いか気になりますか?それでは今回はプレイ動画をどうぞ→https://youtu.be/ElTfcOwHw9U

面白そうでしょ?当時ゲーセンで見つけてたら絶対やってたと思います。残念ながら家庭用には移植もされてないようなので実際にプレイするのは難しそうですが・・人気出そうなタイトルなのにマイナーでもったいないですね、因みに作曲者はエンディングクレジットよりPAO、MASAAKI・U、TSUGUMI・Yさんとなっております。

 

ということで以上。好きなゲームミュージックその250「サイバトラー(CYBATTLER)」でした!サントラは奇跡的に出ているようです。

好きなゲームミュージックその246

「真怨霊戦記」(PCE)

1995年フジコムより発売のホラーアドベンチャーゲーム。

開発はスタジオWINGという会社が担当しているこのゲームですが、元は88年にPC88で発売された「怨霊戦記」という作品だそうです。本作はその続編ではなくリメイク版のようで、PCエンジンの他にWin95なんかでも発売されているのですが、元々のマイナー作品ということに加えPCエンジン後発作品ということもあって、元作を知っている人ですら本版の発売を知らない人が多いんだそうです。まぁ自分と同じく元作も知らねえよという人が大多数だとは思いますがwこの作品そんじょそこらのホラー作品とは比べ物にならないほどの気味悪さと、謎の没入感を兼ねた稀有な一作だと思います。マイナーとはいえコアなファンもいるらしいですし、とにかく知っておいて損はない作品だと思いますよ。

さてそんな「真怨霊戦記」ですが、こんな独白で話が始まります。

(この世に 怨みの無い方は、ございません)

(人の命が短いばかりに 人の情けも事の善悪も 欲望の限りも)

(悟りの道が遥かなため 人の怨みこの世を怨み 旅立つのでございます)

(その旅立ちすら無念がゆえに この世に残した怨みがつのり)

(死することも生きることも 出来ない姿で のたうちまわり)

(死霊が怨霊と化して この世に満ち溢れている事でございます)

(誠この世は 怨霊の群れの渦に 巻かれた姿なれど)

(不幸にも人は その姿見えず 業のさだめの為か)

(生ある人は怨みを 生み続けているのでございます)

(あな恐ろしや遥か この世は本当に地獄の姿に化するのでございます)

 

以下、簡潔なあらすじです。

ストーリー:とあるプログラムを1年がかりで完成させた北原弘行は、その疲れを癒すために夜風にあたっていた。すると突然、頭に針を刺されたような痛みがはしりその場に倒れてしまう。すぐに気がつき体を引きづるように自宅のマンションへ向かうことにする北原だったが、そこで黒マントを着た妙な男と出くわす。男はこちらに次第に近づいてくる、男の背後に妙な生き物がいることに気がついた。人間ではない、犬でもない。すると急にその化け物が飛びかかってきた。次に目覚めると彼は病院に収容されていた。医師に野犬に噛まれたと診断された北原はこれに納得が出来ず、大学の精神科に勤務する友人を訪ねることにする。催眠療法によって自分の見たことが確かであると確信した北原は、自分の見たものが何だったのかを調べるため、町へ調査に出かけることにした。

こんな感じで物語が始まっていくのですが、これにキャラクター、ビジュアル、BGMなどが合わさって妙な世界感が出来上がっています。個人的に初期メガテンが頭に浮かんだんですが、あの雰囲気が好きな人はハマるかもしれません。開発のスタジオWINGという会社は一癖あるホラーやサスペンスで有名なゲーム会社のようですが、シリアスな内容の反面ものすごいギャップも持っていて、しばしばギャグ狙いなのかと思うほどのセリフや物語展開も楽しめます。例えば調査中に通行人に前置きもなく「悪霊について何か知りませんか?」と急に話しかけたり、どう見てもうさんくさい祈とう師に1万円払って除霊してもらったり、悪霊探しついでにスナック街を練り歩きママの前でひと歌披露したりなどなどww数えたら切りがないほどツッコミ箇所が出てきます。恐らくこういう部分も含めてコアなファンがいるんでしょうねw

さて、肝心のBGMですが残念ながらPCエンジン版のサントラは今のところ上がっていません。なのでリンクが張れないのですが、この作品、元のPC88版の出来が秀逸なんですよね、ということで代わりにそちらのリンクを貼っておきます→https://youtu.be/a36Yu50_BK0

作曲は武田昌治さんと宗野晴彦さんの2人が担当、両名とも他の同社の作品BGMにも関わっているようです。残念なのはPCエンジン版の曲は会話時にぶつ切りになってしまうとこですね、おまけに何故かテキストと声のセリフが度々違うという問題も発生しているし、声優陣がいい仕事しているだけにここは本当もったいないと思いました。逆にWin95版の「真怨霊戦記」だとその部分は解消しているんですが、作品の元々持っていたおどろおどろしさが無くなってしまっていて味気ないものになっています。せっかくのリニュアール移植なのに・・結局のところトータルするとやはりPC88版がいいのかもしれませんね(これはこれで問題あるけど)

因みに自分は同社の他の作品も気になって87年発売の「波動の標的」(PC88)も覗いて見たのですが、こちらも独特なおどろおどろしさがあって楽しめました。ユーチューブだけでなく、ニコ動にコメつき動画もあるので気になる方は是非どうぞ、ツッコミが追いつかないぐらい面白いですよw

最後にこちらのサイトが色々と参考になったのでリンクしときます。同社ファンクラブの方のサイトだと思うのですが、スタジオWING作品の貴重な制作裏話が書かれています→http://stwing.web.fc2.com/enigma/enigma.html

会社の成り立ちから「怨霊戦記」制作時の謎の心霊現象?まで、現実もかなりヤバいことになっていた話が面白いですwちらっと諸星大二郎作品なんかのタイトルも出てきてニヤニヤしてしまいましたし、それからスタッフ全員超能力者説はさすがと思いました。

 

ということでかなりの長文になりましたが、以上、好きなゲームミュージックその246「真怨霊戦記」でした!同社の作品はプロジェクトEGG内でダウンロード出来るみたいなので、実際にプレイしたい人はそちらの方が手っ取り早いかもしれません。どれも普通に手に入れようとするとプレ値がついているようです。

 

 

 

マメ:作品内の誤字脱字はたぶん怨霊のせいに違いない(霊的に白目)