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好きなゲームミュージックその232

「冒険男爵ドン サン=ハート編」(PCE)

1992年アイマックスより発売の横スクロールSTGゲーム。

92年突入ですが、前回に引き続きまた全然知らないやつですw冒険男爵wwこれは初めて聞く単語ですねえ。一体どんなゲームなんでしょうか?マイナー作品には違いないんでしょうが、で、一面を見て何かがざわつきます。あれ?このステージ見たことある!何だっけこの感じ?で、気がつきました。これ「暴れん坊天狗」じゃあないですか!まさか熱烈なファンによるオマージュなのか!?熱いぜ!しかし調べたところ残念ながらそういうわけではなさそうです。ただ驚愕の事実を知りました。なんとこの作品「暴れん坊天狗」でグラフィックを担当していた方と音楽を担当していた方が参加しているようです!

BGMを担当しているのは暴天作曲者の一人、大久保高嶺さん。因みに開発元は漫充堂という会社のようです。さてこのゲーム、内容を知れば知るほどツッコミが追い付かなくなる仕様なのですが、とりあえず簡単に物語を紹介してみたいと思います。

ストーリー:ここだけの話だが、地球空洞説は事実なのである。南極の巨大なクレパスの中をどこまでも降りていくと、やがて巨大な地下世界が開けてくる。そこには”サン=ハート”と呼ばれるクリスタルによって輝く太陽が、闇を払いこの別世界に恵みをもたらしているのである。ここだけの話だが、”メロンピー”という新生物がいる。いささかマッドな科学者ヘクトール博士の研究所で産声をあげたこの人工生命は、やがて意志を持ち、常識はずれな増殖を重ねたのち、多種多様の形態を獲得して人の知らぬ間に世界中のあらゆるところにはびこった。もう一つここだけの話だが、ドン・上杉は荻久保在住18歳の世界的冒険家である。彼の行動原理はただ一つ好奇心、これのみである。さて、地下世界の太陽をコントロールする”サン=ハート”を新生物”メロンピー”が奪い、さらにこの地球を「きちんとしたい」が為に人々を駆逐し始めたのである。「この暴挙許すまじ!」超科学の産物を満載したスーパーマシンを駆って、血気盛んな冒険男爵は”メロンピー”軍団の真っ只中に頭から突っ込んでいったのである。

 

・・・(´・ω・`)?

さてはこいつ、薬やってるな!?もはやそう取られてもおかしくない程の陰謀論ガチ勢、それが本作主人公のドン・上杉(スペイン貴族と上杉謙信の血を引く18才)だ!!「まるで幻覚!」無数の目玉が浮遊して迫ってくる世界は、どう考えてもバッドトリップです。もう不安しかありません。仮に地球空洞説が事実だったとしても、誰がこんなキノコな世界を信じるでしょうか?はい信じません。ところが残念ながら信者がおるようです。なんとこのドン・上杉、先ヘ進むごとに理解ある強力なサポートメンバーが増えていくんです。ということはこの一見トンデモ話は事実なのか?地球の存亡がかかった一大事、これは至急検証が求められます!それではそんなドンの仲間たちを数人ピックアップして簡潔に検証していきましょう。

まず、津田沼ゆりこ、17才女子高生。父親が世界的工作員のため幼い頃のおもちゃは爆弾。ジャウ・オスカル、35才火の国の戦士。地底では幼稚園を経営している子供好き。オーガス・ビガンテ、28才私立探偵。火器が大好きで巨大な火器に触れることを趣味にしている。

 

似たような奴が集まってくるwwwww

全部ドンの頭の中の出来事説wwwww

 

もうね、やばいね。さすが「暴れん坊天狗」のスタッフが関わってるだけのことはあります。このマニアックな世界観は他の作品じゃあ中々出せないんじゃないでしょうか?超貴重です。まだまだ言い足りないことはありますが、もうBGMの方にいきたいので、気になる方は各自検索してみて下さい。それでは肝心の全曲リンクです→https://youtu.be/syNanhw6ID8

音楽はポップなのに何故か世界観に拍車をかけ不安へ誘います。凄いBGMです。ところどころ民族音楽的な雰囲気を醸したり、でも一筋縄にはいかない不思議な感じもしたり、なんとなくポンチャックの様にも聴こえたりします。いやーPCエンジンの作品にこんなのがあったとは驚きです。凄いのがまだまだ眠ってるもんですねw

 

ということで以上。好きなゲームミュージックその232「冒険男爵ドン サン=ハート編」でした!~編とありますがもちろん続編はないようです。もちろんサントラも・・サントラはあってもいいんじゃない?


好きなゲームミュージックその178

「Avalanche」(AC)

1978年Atariよりリリースのアーケード用アクションゲーム。

いわゆる雪崩ゲーである。いわゆられても困ると思うので簡単に説明しておくと、上部から落下してくる岩を落とさずに上手いことキャッチするゲームです。内容は実際に動画を視てもらうとして、このアタリという会社は「Pong」(1972)という卓球ゲームをACで出して以来、そこそこのタイトルを稼働させてきているのですが、ざっと動画を視てきた感じBGMがあまり使われていません。あまりというかほとんど使われてないかも(;’∀’)80年代後期までの上がってる動画を見た感じ、プレイ中に音楽がしっかり流れる作品はホントに稀で、83年の「スターウォーズ」で初めてそれらしいBGMが聴けました(感動)

海外ではあまりゲームの音楽は力を入れてなかったんでしょうかね?英国にしてもほとんど曲のあるゲームは無かったし、逆になんで日本はむしろBGMに力を入れ出したのか不思議な感じもしますが、んーなんかこの問題は論文に出来そうな内容ですね( ..)φ長くなりそうなので後は優秀な学生に任せて本題のBGMに参りましょう。さて本題の曲なのですが、上記の通り70年代のゲームにBGMなどあり得ませんwでは何故本作「Avalanche」を選んだかというと、これが雪崩の音が入ってるんですね~(‘ω’)ノええ、曲というかノイズですよ、混じりけのない良ノイズです。このノイズがまた素晴らしいんですね~!・・えっ?あまりの音のなさに気でも狂ったのかですって?いやいやゲーム音楽においてノイズは大事な音の一つなんですよ!よく聞くでしょ限られた音数の中にノイズを入れて音圧を稼ぐって技法。

それだけじゃなくてノイズミュージックの歴史にもゲームBGMは深く関わってると思うんですけど、これもまた論文作れそうな内容なので後は優秀な学生に任せておくとしましょう。それでは雪崩音をどうぞ!

ゆっくり音が大きくなってくるとことか頑張ってる感じがしますw良い演出だなあ(^^)マニアック?

 

ということで以上。好きなゲームミュージックその178「Avalanche」でした!真のゲームミュージック好きとはこういうことなのよね( *´艸`)フフ

 

 

マメ:海外のレトロゲーを一通り動画視聴したあとのこれ。

マメ2:今回からアーケードゲームのBGM選曲に入りました。


好きなゲームミュージックその177

「Deus Ex Machina」(ZX Spectrum)

1984年Automata UKより発売のアクションゲーム。

まさかの”ZX Spectrum”からのご紹介です( *´艸`)知ってますこのゲーム機?1982年にシンクレア・リサーチ社が英国で発売した、8ビットホームコンピューターだそうです↓

黒地に虹色?のアクセントがあしらわれたキーボードのようですが、これにテレビとカセットテープレコーダーを繋げてゲームが出来るそうですw何故カセットテープレコーダーが必要なのかというと、本機はファミコンでいうカセットがテープなんだそうです(;’∀’)まさかテープでゲームが出来るなんて驚きですよね。データのセーブやロードをするのもこれが必要なんだそうですが、色々なプレイ動画を視てみたところかなり読み込み時間がかかるようです。しかもそのゲーム内容ときたらしょぼいのなんの凄くシンプルな作品だらけで驚かされます。ファミコンというよりは初期PCゲーをイメージしてもらうと分かるかもしれませんが、画も素っ気なければ音も素っ気ないです。しかもこれが今現在に至るまで変わらないという事実!

そうなんです。知って驚かされたんですが、このZX Spectrumという機種はバージョンアップしつつ今でもソフトが出てる現行マシンなんだそうです!ファミコンの約1年前に出されたハードが今でも活動してるって凄くないですか!?さらに驚かされたのがそのソフト量なんですが、なんとその数2万タイトル以上!!?どうなってるんだこいつぁヽ(^o^)丿ファミコンソフトを全部所有してるなんて人はたまに聞きますが、この数はさすがにコンプ出来そうになさそうですwwというかなんでこんなにしょぼいシンプルなゲームがこれほど人気があるのか謎すぎますw英国の人はファミコンやったことないのかな(^-^;面白いですよ?

さてそんな疑問だらけの前置きでしたが、上記の通り今回一度きりの紹介となりそうです。何しろBGMがありませんwSEですらあればラッキーといった感じです。なのでまさか曲が付いている本作「Deus Ex Machina」を見つけた時は怖くなりましたwあれ幻聴かな?と思ったほどです。何しろかなりしっかりした歌声まで入っているんですから!ナレーションに曲に歌付きと、信じられない程色々と詰め込まれています。キャストには有名な人たちを使っているそうで、例えばその中にイアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズのボーカルIan Dury(ジャンル的にはパブロックとかノーウェイブ?)なんかがいるのですが、その歌声も本作で堪能出来ちゃいます♪

そうそうタイトルの”デウス・エクス・マキナ”ですが、”機械仕掛けの神”という意味で元々はギリシャの演劇で使われていた技法(強引に結末へ繋げる技)だそうです。本作では機械で形成された命の成長を描く内容となっているのですが、なんでもシェイクスピアの「The Seven Ages of Man」という詩を基に作られたみたいですね。人生の諸段階(赤子から老人になるまで)をテーマにした作品らしく、ゲームの方も赤子から成長していく過程が描かれていきます。さてそれでは肝心のBGMに参りましょうかね、曲は本作の発売会社を設立した本人でもあるMel Croucherという方が担当しています。これが凄いですよ!一言では語れない摩訶不思議なサウンドとなっております。今回は全編通してのBGMなのでオールプレイ動画のリンクを貼っておきますね→https://youtu.be/fCikVJJ1qAc

これは間違いなく良ゲーですね(^^)これほどのセンスあるゲームはそうないと思います。かなりマニアックだと思うけど見つけられて良かった!

 

ということで以上。好きなゲームミュージックその177「Deus Ex Machina」でした!長文疲れたよパトラッシュ・・・(-_-)zzz