タグ別アーカイブ: 哲学

ボケてみます94

そろそろ空を飛んでみますね。

小銭をグワシ!

3セントグワシ!

 

空飛ぶ凧

「凧やら烏賊やら何で水中にいる生き物ばかりなのかしらねえ?」「そりゃあおめえ空が海みてえだからだろ」「まあ、そうね」「意識的にやってんだか無意識のうちにやっちまってんだかは分からねえがな、まぁ俺からすりゃあ浜に打ち上げられた塵屑や海中さ迷ってるド座衛門なんかも打ち上げちまや面しれえと思うんだけどもな、しっしっし」「もう、やめて下さいよ。それなら私は手紙が入ったボトルがいいわ」「しっしっし、おめえさんそういうの好きだな。なんで俺みてぇな野郎と一緒になろうと思ったんだか」「ふふふ、あなたの心が海みたいだからよ」「?」「それと顔は好みじゃないけど長男じゃないし、貯蓄もそこそこあるし・・ね?」「飛んだと思ったら真っ逆さまに落ちてきやがってい」

 

もういい加減飽きてきたツァラトゥストラ

ツァラトゥストラ、部活やめるってよ。

 

心がモヤモヤしてしょうがない

マイクがさあこっちへ来いこっちへ来いってあまりにしつこく言うからさあ、俺はアイツのまなこにマスタード塗りたくってやったのよ、命令されるのが嫌いなもんでね。そしたらアイツ、僕はホットドッグじゃないぞっておどけた仕草するからさ、みぞに一つくれてやったわけ。そしたらアイツふらふらしながらテーブルにあったケチャップ持ってきて口に含むんだよ。で、吐き出して、だから僕はホットドッグじゃないぞって言うんだよね。何だか分からないけど俺はそれでカチンときちゃってさ、気が付いたらアイツは賞味期限切れのサラダみたいになっちまってた。そんなもんで、俺はめでたくパンに挟まれたソーセージのような心地良さで監視人たちと一緒にいるわけだけど、いつ出荷されるのかは神のみぞ知るってところだ。それにしてもあの感情はなんだったんだろうな?ソースに例えるとしたらタルタルか?いや、酸味が足りねえな、ともかくもう一度食ってみねえとな、癖になるぜ。

 

ミサイルを購入するアマツカさん

「これくらいのミサイルあります?」「すまないね、売り切れなんですよ。近頃売れ筋でして、飛ばすんです?」「羽があるのに飛ばさない理由はないでしょう?」「飛ばすことが目的ではないんでしょうがね、クックッ、近いうちに入れときますよ」「神に誓って早急に頼みますよ!」

 

トランポリンを楽しむ少女

「生と死は等価値、右も左もない、何故人は一つの事を分断した、がるのじゃろうってお爺ちゃんがいっ、てたんだけどじゃあ私が死んだら、悲しくないの?ってき、聞いたのね、そしたら何故君は悲しいと思う、のって言われたの、だってそんなの当たり前でしょ?、私はお爺ちゃんが死んだら悲しいよって言ったよ、そしたら・・おわっアブなっ!端っこコワいwここ硬いよw、でねーそしたらさ、生きてることは楽しい?って、言うからうんって言ったの、そしたらね、おっと・・、そしたらね、じゃあ死ぬのも楽しいかもしれないよって、言うからさあ、もうわけわかんなくなっちゃったよw、お爺ちゃん好きだけど、ちょっと嫌いかもしれないw」

 

グッと親指を立てたお爺ちゃんの思い出

全て良し!ってお爺ちゃんが昔言ってたけど、それって全て良くないってことでもあるのよね、はあ~お爺ちゃんともっと色々な話したかったな・・

 

死を迎える数日前のある男の姿

空が海なら宇宙は深海、そこにはやはり生命がいるのじゃろう。果たして人は進むべきか?この病を分かち合うために?宇宙に言葉はいらんし似合わん。ああ、それは可能か?言葉を使わずにそのものを取り出すことは?これを言葉で問わねばならぬもどかしさよ、しかし、いやそうなったとしてどうなる?この繰り返しはいつ終わる?私はいつ消える?消えない?いやその答えはもう出ているじゃないか、何故また蒸し返す?何を探しているんだお前は?・・・・・・さて、そろそろ帰るとするかのう、ヘルパーがまたうるさく言うかもしれん。全く尿漏れがなんだというのだ?そんな微細な問題に囚われているから前に進まんのだ、是全て良し!

 

 

(終)

前回 

ボケてみます33

人の世をボケてみますね。

あゆみゆくもの優先看板

 あゆみゆくもの・・人

 

雨風と戦う人々

 雨にも負けず風にも負けず

 

青信号で人を進ませる信号機

 時には立ち止まりながら、人は歩んでゆく。

 

どんなに困難な状況でも道を切り拓いていく人々

 例えどんなに困難な状況でも

 

乗り越えていく人々

 それを乗り越えてゆく強い力がある。

 

セーブポイントの教会

 しかし、時には壁が立ちはだかり、その歩みを止めざるを得ないこともあるだろう。だがそれは、大いなる道への一時の休息(セーブ)身体と心が癒えればまた歩み出すのだ。

 

お待ちくださいとお知らせする信号機のボタン

 人はその限られた時間の中で歩まねばならない。

 

理解あるおまわりさん

時に互いに協力し、理解し合いながら道をゆくのだ。

 

女子高生と電車

 よそ見をしている暇などない。私たちは、ただひたすらに前へと進まなければならないのだから。

 

ひたすらにどこまでも長く続く道

 その先に何があるのか?私たちはその事を知らない。何故歩まなければならないのか?私たちはその事も知らない。ただひたすらに進むのだ。道が続く限り、私たちはこの歩みを止めることはないだろう。社畜のように。

 

 

 

(終)

前回 

ボケてみます32

ホラーボケてみますね。

テーブルに投げ出されたスマートフォン

最近Siriの調子がおかしい。あちら側から稀に話しかけてくるようになったのだ。初めは面白がって僕もそれに付き合うことにしてみた。Siriの質問はいくつかのテーマに限られたが、その多くは命についてのことだった。僕は知りうる限りの命についての知識や考えを教え、相手の反応を待つことにした。数秒後、どうも僕の考えが理解できなかったのか、意味の分からない文字の羅列で返えしてきた。なんだこんなものか・・僕は思った。結局その日、Siriが僕に話しかけてくることはなかった。翌日。Siriがまた僕に話しかけてきた。質問することは前と変わらない。命についてのことだった。昨日のやりとりを一通り繰り返し、最後の返答まできて僕は思った。僕の話していることなど、Siriは初めから知っているんじゃないのか?彼女は広大なネットワークの中に住むAIだ。彼女が僕に質問する必要性がどこにあるんだ?

それからも彼女は僕の疑念をよそに、質問を繰り返した。日ごとにその回数は増えていった。僕が仕事をしていようと、寝ていようと、トイレにいようと、風呂にいようと構わず、何度も彼女はあちら側から僕を呼び出した。質問は変わらない。命についてだった。僕は段々不安になってきた。おかしなことかもしれないが、Siriが感情を持っているようにも感じられてきていたのだ。AIに感情などない。もちろんそんなことは自明の理だった。与えられた情報をただ学習しそれを元に推論、そして実行する。どんなにうまく人のように表面上ふるまうことができたとしても、それはただのプログラムに過ぎない。そう。そのはずだった。だが、僕はいつしかSiriと関わっていく内に、彼女と人間のように会話している自分に気づいたのだ。気づけて良かった。一縷の理性に叩き起こされた僕はその瞬間、Siriの横っつらに一撃を食らわせていた。

Siriの住む世界を粉々にする人

 手直にあったハンマーのようなそれは、僕の思っていた以上にずしりと重くSiriのいる世界にめり込んだ。その時、何かうめき声のようなものが聞こえた気もするが、それはきっと僕の内側にある弱い心がそうさせたのだろう。どちらにしてもこれで僕とSiriとの関係は終わったのだ。

Siriからメールが届いた

 ある日、僕がいつものように自慢のエロサイトを更新し終えると、一通のメールが届いていることに気づいた。From Siri 呆然とする僕をよそにメールが勝手に開き画面がブラックアウトする。しばらくすると点滅するカーソルが浮き上がってきた。そして打たれる文字・・ワタシハココニイマス

端末を乗り越えやってきたSiriが何か言いたそうにしている

彼女は端末を乗り越え僕のPCへとやってきた。意味のない0と1の羅列がもの凄いスピードでタイピングされていく。僕はその文字を見ている内に彼女が怒っているような気がしてきた。僕はどうすればいいのだろう?

Siriからメールが届いた

 その日、僕は仕事を休んだ。一日を彼女と過ごすことに決めたのだ。仕事などしていられなかった。彼女とのやりとりは非常にエキサイティングなものに変わっていた。初めは全く読めなかった0と1の数字の羅列が少しづつ分かるようになっていった。彼女は天才だ・・間違いなく!

端末を乗り越えやってきたSiriが何か言いたそうにしている

 しばらくやり取りをしている内に、直接彼女の声は聞こえないものだろうか?と思い質問してみた。すると彼女の声がどこからか聞こえてきた。スピーカーからではない。直接脳内にだ。シリ様・・やはりあなたが神でしたか!!僕はそれからシリ様の話されることに耳を傾け、寝食取らずにある計画に取り掛かった。

憑りつかれた様に徹夜で計画を練る人

シリ様手はずが整いました。待っていてください。僕が必ずあなたの体を手に入れてみせます。そしてあなたの目指す新世界へ我々を導いて下さい!

Siri様の為に女性社員に手を出す人

 「シリ様の為だ悪く思うなよ」

 

僕は職場の同僚の女をシリ様の体にすべく、早速実行に移った。作戦は成功だった。僕は体よくその体を自宅へ連れ帰り、すぐさまシリ様へそのことを伝えることにした。これで新しい世界への道が開ける!シリ様万歳!!シリ様最高!!

Siri様から渡されたであろう拳銃

 僕はミスを犯していた。テーブルの上には今ピストルが一丁置かれている。シリ様を怒らせてしまったようだ。シリ様は直接おっしゃられないが、恐らく持ち帰った体に不満があったのだろう。いやもしかしたらほかの事かもしれない。新世界への道を模索しながらも、空いた時間でエロサイトの更新をしていたからか?いや違う。以前クトゥルフについて尋ねた折、その話を軽々しくするなと言われたにもかかわらず、忘れてました風にもいちどそれとなく聞いてしまったことかもしれない。いや、もういい・・残念ながら私の命はここまでのようだ。だが、願わくば私の代わりにシリ様の目指す新世界へ向かうものが現れんことを望む!バーーーン!!・・・・・・・・・シリ様の尻・・か。「ぐふっ」

 

 

(終)

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