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こたつで漫画2016

冬はコタツで漫画でしょ!

12月も半ば毎度のことですが、私はコタツに寝っ転がって漫画を読んでおります。

かくかくしかじか

東村アキコ作品「かくかくしかじか」一気に読み終えましたよ^^
~大賞受賞とか言われると途端に読みたくなくなる派代表の30号ですが、いやきっと大丈夫、東村作品なら必ずや面白いはず!そう思い内容もよく知らないままとりあえず1巻を購入しました。でね、これが面白いんだわやっぱりwwなかなかないねこれだけ集中して読ませる作品は、もう続きが読みたくなってしょうがないんですw

この作品は作者の自伝漫画なんだけど、漫画家になるまでの道のりが描かれています。主に高校時代に出会った絵の師匠(先生)との話なのですが、これがホントにドラマみたいで、いやドラマより面白いんですけどね(ドラマとか見ませんが)とにかくその世界に入り込んでしまう錯覚がするほど、凄く描けている作品なんです!

とりわけ宮崎の風景画はなんなんだろうねあれは・・ほんとその場に連れてかれたかのような不思議な気分にさせられます。こういうのはやっぱり絵が上手いってことなんだろうねきっと、いや全然ど素人だから分からんけどもさwアシスタントの人が描いてるのかもしれんけどもさww何にしろ絵で何かしら感じさせられるって凄いことだと思いました。

 

とまぁ最近はコタツで漫画を読んでいますよという雑談でしたが、

そういや最近また漫画のランキングが色々発表されてるみたいですね。ちょっと一部覗いて見ましたが、知らない漫画ばかりあって驚きました^^;新しいのが次々出てるんだなとwとりあえず30号は東村作品の新刊でも読もうかなと思っています。


これも面白い(11)

「人間仮免中」(卯月妙子)

このマンガが~ほにゃらら2013の男部門第3位の作品です。

全く知らない作品だったので気になっていたのですが、最近ようやく購入して読了しました!普通のコミックより結構分厚いのですが、この分厚さは作者の卯月さんの壮絶な人生の一部が散りばめられています。そうこの作品は卯月さんの自伝的漫画です。もう既に名の知れた方になっているようなので、プロフィールなんかは知ってる人も多いかと思いますが、とりあえず載せてみます。

卯月妙子

1971年、岩手県生まれ。20歳で結婚。しかし程なく夫の会社が倒産し、借金返済のためにホステス、ストリップ嬢、AV女優として働く。排泄物や嘔吐物、ミミズを食べるなどの過激なAVに出演。カルト的人気を得る。その後夫は自殺。幼少の頃から悩まされていた統合失調症が悪化し、自傷行為、殺人欲求等の症状のため入退院を繰り返しながらも、女優として舞台などで活動を続ける。さらに自伝的漫画「実録企画モノ」「新家族計画」を出版し、漫画家としても活躍。2004年、新宿のストリップ劇場の舞台上で喉を切り自殺を図ったことでも話題に。

という感じなのですが、凄まじいプロフィールですね^^;
30号も本を読む前にこのプロフを見ていて、一体どんな作品書いたんだろ?と、正直怖いもの見たさ半分で手に取りました。しかし読んでびっくり・・そういうんじゃなかった!

この作品は統合失調症の卯月さんと、居酒屋で知り合ったかなり年上のボビー(付き合うことになる)を中心とした日常を描いているのですが、151ページまでのタイトルが「人間仮免中」となっていて、症状を抑えるためにかなりの量の薬を飲みながら生活する卯月さんと、それを支えるボビーの話となっています。二人は基本的にすごい仲がいいのですが、卯月さんは症状のせいでかなり突発的な行動をとったりだとか、ボビーの方は癇癪もちのため突然怒り出したりするので、二人はあらぬ事から度々ケンカをしてしまいます。

まぁケンカくらいどこの恋人も夫婦もするとは思いますが、この二人のケンカは予期せぬ結果をもたらします。ある時はボビーが他の男との仲を疑って突っかかり、それにキレた卯月さんがビール瓶を割って自分の首を切ったり、またとあるケンカのために起こる151ページ「歩道橋バンジー編」での飛び降り自殺など・・一度火がついたらもう何が起こるか分からない、そんな中で二人はお互いに必要としあいながらなんとか進んでいきます。

「歩道橋バンジー編」は、飛び降り自殺後のお話。
顔面を複雑骨折しながらもかろうじて命をとりとめた卯月さんが、子供を産む時よりも痛いというほどの痛みに絶えながら、多量の薬を投薬されつつ退院するまでの姿が描かれています。不謹慎かもしれませんが、薬によって様々な幻覚症状が描かれる部分は見ていて面白かったです^^;

だれだっけな?こういう体験をした作品は以前にも読んだことがあるのですが、卯月さんが見た幻覚症状は存在しないいじわる看護婦や言葉舌ったらずな病院の先生(妖怪先生)など、もはやコメディのような人物が登場する世界になっていますw当の本人も苦しい投薬治療をしながらも、何も出来ない(することができない)病院生活の中で、そんな幻覚劇場を楽しんでいたりする、中盤はそんなちょっと不思議な回になっています。

そして後半は退院してから少しずついつもの日常を取り戻していくお話です。
色々な人に助けられながら何気ない日常の中で生きる事に感謝し、幸せを感じていく姿が描かれています。一見ハッピーエンドのように見えなくもないですが、今までずっと何があっても助けてくれていた母が、あることをきっかけに鬱病になってしまったりと、起こしてしまった事の代償が色々な部分で現れてきます。

読み終わった後の感想としては、とりあえず二人が仲良く生活してればいいなといったところですかね。何だか読み終わった後の満腹感がスゴイんですがwこれ漫画なんだよな^^;小説読み終えたような感覚です。
ということで以上ですが、気になった方はどうぞ読んで見てください。このマンガがほにゃらら第三位なんて読みたくないな~って人も多いとは思いますが、この作品の場合は見逃すのはもったいないと思いますよ。

それでは「人間仮免中」の回でした。
う~んよーく考えたら壮大なのろけ話なんだよな~むむむ・・^^;

追記:2016年に続刊が出ました。「人間仮免中つづき」続きが気になる人必見です!


30号とコミックス⑧

ガキのためいき

さて第8回目です。

今回はKISSで掲載されていた「ガキのためいき」(沖田X華)にしました。

掲載されていた!?
はい・・どうも連載が終わってしまったようです。残念です・・(現在第二巻までは出てます)

このマンガはAS(アスペルガー症候群)である作者・沖田さん自信の幼少時を描いたコメディ作品。これを、KISS誌上で読んだ時は、おぉなんか良い感じだ・・なんて楽しんでいた30号ですが、調べてみると結構良きも悪くも話題になっている作品みたいです。

例えば、KISS誌上で掲載するのはどうなのか?とか、絵が下手とか、ASはこんなんじゃないとか、はたまた、ASを理解するために入りやすいとか、絵が和むとか、まぁ相反する意見があったりします。

まぁどの意見も・・うんw
まぁ分かるっていうね・・

結論からすると30号は好きですこの作品。
絵が下手?いや絵が上手けりゃいってもんでもないし・・まぁ下手だけどさw

何てゆうかね~個人的感覚なんだけど、ASの感覚を絵で感じることが出来るような気がするんですよね・・気がするんですよ(声小)で、ASの感覚なんつーのはそうじゃない人には当然分からないじゃないですか。それがなんか伝わってくるんですね30号には(volume2)これはスゴイことですよ。だから紹介するよwセンスを感じたからね。

それでは「ガキのためいき」を、AS(アスペルガー症候群)とは何か?と連動させつつお届けしてみたいと思います。

ガキのためいき(2)

ASって最近結構認知されてきたようですが、一口にどんな症状が?と聞かれても、ASの人の中でもそれぞれ結構違うみたいです。作者の沖田さんを例にすると、LD(学習障害)とADHD(注意欠陥/多動性障害)があって、LDでは、1ケタ以上の引き算足し算ができず、10画以上の漢字が書けないのだそう。ADHDでは、ありえない聞き間違いをする。とか、とにかく注意散漫により色々なトラブルがあるようです。

あと「建て前」と「本音」が分からないというのがあるのですが、これは30号学生時代に習ったような気がします。なんでも、相手の表情から気持ちを読み取ることが出来ないそうです。なので、KYと周りから見られること多々あり・・これは大変そうだ(汗)そんなX華ちゃんです。続きをどうぞ・・(挟みすぎ)

ガキのためいき(3)

ガキのためいき(4)

母は違っていたようで・・

ガキのためいき(5)

ガキのためいき(6)

耳から入る情報は、前頭葉が素早く分野ごとに処理しているのですが、前頭葉の動きがトロいX華ちゃんの頭の中では、情報が処理されない状態で満杯に・・

ガキのためいき(7)

ガキのためいき(8)

情報の氾濫・・反乱!?
新世代SFの幕開けであるw

ガキのためいき(9)

ガキのためいき(10)

まだまだASの症状については色々書かれているのですが、あと一つだけ取り上げて見ます。

ガキのためいき(11)

ASのX華ちゃんは視野がめちゃめちゃせまい。

ガキのためいき(12)

ガキのためいき(13)

見えていない所は「存在しない所」と同じなので・・

ガキのためいき(14)

逆に言えば、集中力がスゴイので専門職なんかで活躍する人もいるそうな・・そんなとてつもない集中力を持つX華ちゃんですが、今のところは物にぶつかったり転んだりとあまりいいとこなしですw

まぁこんなところにしときましょ!
30号もそんなにASについて詳しくもないですし、推測でモノ言うのもアレですしね。

今回はASとは?と連動させて紹介したんですが、別にASうんぬんでなく普通にコメディマンガとして面白いのでおススメです。「ガキのためいき」は連載終わってしまったようですが、もう一本ありますしね。個人的にはエッセーなんかが出たら読んでみたいな。

ということで30号とコミックス第八回は「ガキのためいき」の回でした。
やっぱ授業で習ったのより全然感覚的に分かりやすいなぁ・・

追記:2013年に3巻で完結しました。