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岡崎に捧ぐ

岡崎に捧ぐ

「岡崎に捧ぐ」(山本さほ)

”ビッグコミックスペリオール”掲載中作品。

何やらこの作品が一部でちらほら取り上げられたり、面白いらしいとの情報を得ていたので気になっていたんですが、最近ようやく読むことが出来ました。率直な感想ですが買ってよかったです!面白い!

この作品は作者の山本さんが90年代の思い出を漫画にしたものなのですが、例えばスーファミ(マリオペイント、FF4、マザー2、聖剣伝説2などなど)や、”たまごっち””ぎゃおっぴー”それから”少年ジャンプ”や”魔法騎士レイアース”など、およそ90年代を謳歌した者たちなら知ってるであろう作品が多数登場してきます。

個人的には聖剣伝説2のBGMに言及しているらしいということで、気になっていたのですが、作品中で聖剣2のBGMに触れる作品って中々ないんじゃないでしょうか?しかも女子だからね!ゲームなんてあの頃は男しかやらないものだと思ってたなーでも聖剣2はホント名曲揃いですよね。

さてそんなかなりのゲーマーでもある山本さんの感じた90年代の思い出物語ですが、気になるのはまずタイトルの岡崎です。一体誰のことなのでしょうか?その辺を序盤紹介でしてみたいと思います。それではいってみよう!

岡崎に捧ぐ(2)

小4で岩手から横浜に引っ越してきた山本さん。

すぐに周りの友達と打ち解けることが出来たのですが、クラスメイトの中で仲良くなれそうにない人がいます・・ハイそれが岡崎さんなのでした。

クラスで仲良くなりたいランキングで言うと・・

岡崎に捧ぐ(3)

岡崎さんだけ2行ww

岡崎に捧ぐ(4)

そんな決して良いとは言えない二人でしたが、

あるきっかけによって歩み寄りだします。そのきっかけとは友人宅に誘われた先でのこと。なんとそこに岡崎さんもお呼ばれしていました^^

岡崎に捧ぐ(5)

気まずい空気の中、人生ゲームを盛り上げる山本さんでしたが、ここでまさかの追い打ち。ピアノの練習があるの。友人のその一言で二人は家を追い出されます。一番仲良くなりたくない人と2人だけwどれだけの気まずさなのでしょうか?早速帰ろうかなと仄めかす山本さんでしたが、それに対して岡崎さんが言います。

 

岡崎「うち来る?」

 

山本「え!?」

 

岡崎「うち、来る?」

 

岡崎に捧ぐ(6)

断れる空気ではないwwwww

2人は岡崎宅へ向かいます。

岡崎に捧ぐ(7)

お化け屋敷のような佇まいのお家。

ですが、扉を開ければそこは・・あらゴミだらけ(想定内)

ゴミの洗礼を受けた後、パンツ一丁の岡崎父(休職中)に出くわします。でも悪い事ばかりではありません。

岡崎に捧ぐ(8)

まさかのスーファミ所持岡崎家!

当時の印象だとSFCを持っている家はそれなりに裕福な家のイメージってところじゃないでしょうか?岡崎家にはソフトも色々あるようで、”マザー2””聖剣伝説2””ごきんじょ冒険隊”などなどを所持しているようです。

さてスーファミにメロメロな山本さん。早速ゲームを始めようとするのでしたが、そう簡単にいかないのが岡崎家です。

岡崎に捧ぐ(9)

壁ドン(声入り)の開幕wwwww

 

岡崎さんいわくいつも何かに怒っている妹(小2)の仕業なのだとか^^;

岡崎に捧ぐ(10)

殺伐とした中マリオペイントが始まります。

2人は大量にアッフンさせ楽しんだ後、謎の岡崎母(常に赤ワイン片手)らと晩ご飯(マカロニのみ)を共にします。そしてついには泊まっていくように促される岡崎さん^^不思議な一家を前にタジタジとしますが、その姿はどこか楽しそうにも見えます。

 

岡崎「山本さん。」

 

山本「え?」

 

岡崎「ごはん食べたら、さっきの続きしよ。」

 

山本「うん。」

 

(夜中にするゲームは)

 

岡崎に捧ぐ(11)

夜中にゲームが出来る喜びって今じゃあもう感じられないけど、確かにこの感覚って昔あったなー皆さんはどうでしょうか?因みに岡崎家ではどれだけゲームをしていても怒られることはないようです最高ですね!

 

ということで、序盤紹介でした。

この作品はまだ1巻までしか出てないようですが、二人の関係がこれからどうなっていくのか続きが気になります。90年代が青春時代だった人に特におススメ。ほんわかとしたノスタルジーに浸れますよ。

以上「岡崎に捧ぐ」の回でした!

岡崎に捧ぐ(12)

マメ:如月(如月未緒のこと)ときメモのメガネみどり。

マメ2:当時の女子は”りぼん”派と”なかよし”派に分かれていたらしい(後に”ちゃお”派が台頭)

マメ3:ジャンプを1日早く売る店は都市伝説ではない。

追記:2017年現在3巻まで発売中です。


デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション

「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」

(浅野いにお)

”ビッグコミックスピリッツ”掲載中、少女×日常×デストピア作品。

「おやすみプンプン」が、全13巻で幕を閉じてからの作者最新作です。

 

この作品何とも不思議な魅力があります。

女子高生の日常を主軸とした青春ものなのですが、それだけで説明できるほど単純な物語でもなさそうです。ヒロインの性格もあってか何だかフワフワした世界観が印象的なのですが、ところどころ現実的な風刺を散りばめたようなシーンもいくつか散見できたり、社会的メッセージを押し出した作品のようにも感じます。例えばあの謎の円盤・・あれは何かを象徴しているのではないでしょうか。今の現実的な日本の問題が投影されているような、そんな気持ちにさせられます。

ということで、今回はそんな本作の序盤紹介を簡単にしてみたいと思います。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(2)

本作のヒロイン小山門出(こやまかどで)

”イソベやん”という漫画↓が好きで、グッズも所有するほどのファン。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(3)

どら〇もん的なアレですが、

色々ギリギリな気が致します。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(4)

そんな門出の親友↑中川凰蘭(なかがわおうらん)

通称おんたん(黒髪ツインテール)いかついチャリンコにまたがり颯爽と登校するおんたん、いずれ世界を滅ぼす夢を持っています。

 

(校内)

おんたん「・・・仮に この世の中が、」

「すべて アメリカの 陰謀でできてるとするならば!!」

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(5)

陰謀論を友人らと語らうおんたん(一通)

ありきたりの日常を持て余している様子です。

 

さてそんな一見どこにでもあるような学生の日常ですが、

実はこの世界は・・・

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(6)

侵略者”と呼ばれる謎の円盤が上空に居座る、

異様な状況の真っただ中!

事の発端は門出らが中学生の時、円盤が東京湾上空に突如現れ、その影響で死者8万人以上という未曽有の惨事が起こってからなのですが、それ以来円盤は特に攻撃するような気配も見せず、ただ上空に停止しているだけ。この状況が大学受験を控える門出の年まで解決なくずっと続いています。

 

 

でもそれはそうとして・・・

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(7)

進路を決めねばならぬ超現実的問題がそこにある!

家庭の事情で大学進学を諦めて働く気の門出↑

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(8)

そしてもちろん友人らと恋ばなを咲かせたり摘んだり、上空に未知の物体がいようがお構いなく青春を謳歌しています。

 

未曽有の惨事が起きて以来、円盤は上空にあれど全く事件らしき事件も起きない毎日。再び普通の日常に戻ってしまった世界を門出はこう考えています。

 

(大人の偉い人たちは、)

(「あの日」から何もかもが変わってしまったと言っていたけれど、)

 

(私はむしろ、何も変わらないその日常が少し不満であって)

 

(ーーーーでもそれはそれで ひとつの幸せだったんだと、)

 

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(9)

意外に大人な門出さん!

このあと帰ってゲームして2ちゃん見て就寝します。

 

 

という感じで物語は始まっていくんですが、さて上空に浮かぶ謎の円盤は再度日本を攻撃してくる時がやってくるのでしょうか?はたまた全く何事も起きずたんたんと日常が過ぎていくのでしょうか!?続きが気になる一作です!

 

以上「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」の回でした。

現在2巻まで発売中!


青春エレジーズ

青春エレジーズ

 

 

 

 

 

 

 

「青春エレジーズ」(永井三郎)

「ゴーゴーバンチ(コミックバンチ増刊)」連載中青春コメディ作品。

 

「スメルズライクグリーンスピリット」以来、気になってた作者の作品が今年出てました。何やらイケメン集団のお話のようです^^まずは超概要からどうぞ。

超概要:転校生の山田大介は、スターに憧れる高校1年生。「転校デビュー」をもくろむ彼は、キラキラ輝く高校生活を送るために、カッコイイ部活を探していた・・だがしかし

 

さてどうなるやらw

それでは序盤紹介してみたいと思います。

青春エレジーズ(2)

ぱっと見さわやかイケメン風の主人公山田。

転校デビューをもくろむ彼は、格好いい部活に入れば何とかなるに違いないと、様々な部を巡った後とある怪しげな小部屋に行き着きます。

青春エレジーズ(3)

扉から突然現れたのは超美形男子。

山田はとっさに”薔薇王子”と命名しますw

 

そして、扉にあった星のマークを「☆」→「スター」→「アイドル」ここは「アイドル」部なのでは!!?と、読み解きすぐさま見学を希望します。

満面の笑顔とともに薔薇王子の承諾をあっさりともらう山田、気になる扉の中へ入ります。

青春エレジーズ(4)

中にはこれまた美形揃いのメンツが勢ぞろい!

もはやアイドル部確定の前提で山田は美形グループに話しかけます。

 

山田「あ おジャマし・・・」

青春エレジーズ(5)

 

青春エレジーズ(6)

まずメガネが崩壊しますww

何がどうなってるのか状況が全く呑み込めない山田。そんな彼をしり目に再び狂気が迫ります。

 

・・・・・・・・・

!?

青春エレジーズ(7)

 

青春エレジーズ(8)

お家のルールで鉄仮面を被っています。

ますます帰りたくなる山田w

しかし薔薇王子の爽やか笑顔を見てもう少しいようと決めます。それはそうと流れじょうあの美形女子ももしや・・と、そう思う山田。

 

山田(まさか お約束の「実は・・・男でした!!」みたいな・・・?)

そしてちらりと視線をスカートに向ける山田。

青春エレジーズ(9)

青春エレジーズ(10)

予想通りでした(ゝω・)キラッ☆

青春エレジーズ(11)

もはや最期の希望となった薔薇王子。

山田は再び美しすぎるその姿に見とれます。

青春エレジーズ(12)

青春エレジーズ(13)

しかしまだ”そう”と決まったわけじゃない、と心をどうにか鎮める山田。

ここでようやく部活の内容が明かされます。

 

薔薇王子「部活動でもないよ」

「もともとは僕が」

 

(この部屋で ひとりで 本を読んだり)

(駄菓子を 食べたり)

(宇宙人と交信を 試みたり)

(鼻に豆をつめて 遠くに飛ばしてみたり)

(すもうのつっぱりの モノマネをしながら ヒトデを飼育して いたところに)

 

皆が集まってきたんだ・・・

 

 

 

こうして何かしらアレな人が集った物語が始まります^^

正式にスター部(スターのようにキラキラ輝ける人間を目指す部)を申請する山田たち。果たして憧れのアイドルのような輝く高校生活を送れるのでしょうか!?結末は分かりませんが面白いことは確かですw

以上「青春エレジーズ」の回でした!

青春エレジーズ(13)