30号とコミックス④

コーラル‐手のひらの海

30号とコミックス第4回は「コーラル‐手のひらの海」(TONO)です。

これはネムキで掲載されている作品ですね。絵タッチ的には少女まんがっぽく読み手を選ぶかもしれませんが、30号的に惹きつけられました。1巻を購入して続きが気になったので、現在二巻まで読了してます。

それでは、早速簡単に序盤を紹介してみたいと思います。

コーラル(2)

コーラル(3)

コーラル(4)

この人魚のお話は、珊瑚(さんご)という女の子が現在進行形で創作している物語です。一見美しく華やかな人魚たちの世界ですが、そのイメージに反して、結構現実的です。海には様々な人魚に害をなす生き物がいたり、海上にはうろこ取りと人魚たちに恐れられる者もいたりします。

そんな人魚たちは自分たちの身を守る為に、 ”人魚の兵隊” を創ります。
”人魚の兵隊” とは、海で命を落とした者に、人魚の女王が真珠の玉を与えることで命を吹き込まれた者たちのことです。ヒロインのコーラルが向かった冷暗所と呼ばれる場所は、冷たい海水に覆われた場所で、死んだ人間が腐乱せずに生前の姿のまま海水に揺らいでいるのです。

コーラル(5)

ということで、とりあえず美男子ゲット!(人魚は美しいものが好き)

兵隊にはちょっと小さい子供ですが、辺りには海水の流れのせいか他が見つかりません。仕方なく小さな兵隊さんを連れ出すコーラルでした。

コーラル(6)

所変わって現実の世界。交通事故で足を怪我し入院中の珊瑚に、先生が人魚の物語について訊ねています。

コーラル(7)

コーラル(8)

コーラル(9)

同じ病院に入院していたサトシ君のお母さん。
サトシ君はつい最近亡くなったそうです・・

コーラル(10)

コーラル(11)

コーラル(12)

コーラル(13)

もしも不老不死になれる人魚が実在したら・・

珊瑚はきっと人間の見えない裏面を見つめているのでは?と思います・・どんなに優しい心の持ち主も、大切なものを守る為に何かを壊す者になりえること。その純粋な怖さ、醜さを珊瑚は知っていて、それを見たくない・・そんな風に感じます。

「コーラル」紹介は以上ですが、上記の通り人魚の物語には珊瑚の現実が深く関わっています。
珊瑚の心象風景が、人魚たちの世界にどう影響を与えどう進んでいくのか見所です。2巻では、こんな人魚の話もうどうでもいいっ!と物語を投げ出して現実に生きる珊瑚ですが、さてどうなることでしょうか?気になるので30号は続きが楽しみです。

「コーラル‐手のひらの海」でした。
ごぽごぽ・・・

追記:2014年に5巻で完結しました。

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