8月ももう後半

久しぶりの雑談~!

8月ももう終わりに向けてか、少しずつ涼しくなってきましたね。

 

30号は梨が食いたくて店に行ったのですが、梨って高いんですね^^;

1個200円近くしてました・・高っ!

 

ということで、食にお金をかけない派代表!?としてこちらを代わりに買って食べました↓

 

 

これうまいですねw

さすがガリガリ君、夏の定番アイス!

安いところだと40円以下で売られていたりして、買うつもりじゃなかったけど買ってしまいます。個人的にソーダより梨が好きです。

 

さてそんな夏ライフもしつつ漫画を読み続けている30号ですが、ようやく以前から読みたかったこの単行本を手に入れました↓

 

夢みる機械

 

諸星大二郎初期作品が詰まった「夢みる機械」です。

表題作を初めとしたSFショートが複数入っているのですが、目次はこんな感じ↓

「商社の赤い花」

「食事の時間」

「夢みる機械」

「猫パニック」

「地下鉄を降りて・・・」

「遠い国から」

「感情のある風景」

「地獄の戦士」

 

人間に対するちょっとした腐肉も交えた、未来に対する警告的作品が多かったです。例えば表題作「夢みる機械」は、少年ケンが自分の周りに違和感を感じ、調べていくにつれ自分以外がみんなロボットにすり替わっていたというお話。

夢みる機械(2)

 

今でこそこういう作品は珍しくはないですが、これは74年作です。そして掲載紙はなんと少年ジャンプ!こういう時代があったんですね。

さてこの物語が面白かったのは、「世界財団ユートピア配給会社」という怪しい組織の存在。この組織は規格化された管理社会に不満をもった人々を対象に、ユートピアを提供する福祉団体なのですが、その内容はドリームマシンという高性能コンピューターによる、人々が望んだ人生を夢の中で体験させるというもの。

そして現実世界でいなくなった人間の変わりをするのが、外見だけは元の人間に瓜二つな身代わりロボット。たいくつな毎日などロボットに任せ、永久に夢が叶う世界へ・・と主人公のケンは誘われます。

 

「体験とは大脳の認識作用ですから・・・」という言葉に、あぁそうですね・・と簡単には頷けないけれど、現実とは何か?と問われたら言葉に詰まりますね・・それにしても、ほとんどの人間がユートピアを求め眠りについている姿は、シニカルで何とも薄気味悪かったです。

 

その他にも、SFというか文学的なこんな作品もあったり↓

夢みる機械(3)

表紙がマグリットみたいな印象を与える「遠い国から」

宇宙船をおりた乗客の一人が、影の多い不思議な国を旅するお話。

 

(人々は影に包まれて ひっそりと息づいていた)

(それでいて何が影を作っているのかはよくわからない)

(おかしな国だった)

 

という回想から始まります。

小さな日だまりの中にじっとうずくまった男や、けわしい山肌にロープで何とか繋ぎとめた家に住む、奇妙な山の住人。そしてその山の麓に住む、実用的なものを拒みガラクタばかりを集める住人。何とも悪夢の中にさ迷いこんだ感じのする世界です。

最後の公開処刑シーンは何とも気味が悪いですが、全体を通してカフカ的な文学の香りがします。なのでそういうのに興味のある人は読んでみても面白いかもしれません。

 

ということで、たまにやるかもしれない名作探訪でした。

みんな商社の赤い花にはなってはいけないぞ!

さーてガリガリ君ガリガリ君っと・・^@^